Archive for 8月, 2015

スイス ジュネーブ – 田村 健蔵


2015
08.27

スイスよりこんにちは

机に向かって論文ばかりだと疲れるのでブログ書いてみました。

ジュネーブ大学に通ってる田村健蔵です。

時差があるため日本の友達ともそんなに連絡取れずまだヨーロッパの学生は活動を開始していないので自由時間は暇すぎます。

自己顕示欲のかなり強いつじけんと心さみしいヨーロッパ組だけが投稿しているのもわかる気がします。

アメリカ勢(特に中野くん)は相当楽しんでいることは便りがないことからひしひし伝わってきます。

まずこちらの研究についてですが久しぶりにこんなに勉強して肩が凝ります。

いろいろ重なって来週から本格的に実験手技は開始なのでまだ今は毎日毎日与えられた論文を読んだり書類手続きを済ませたりといった感じです。

しかしだからといって忙しくもなく雑談したりみんなでおもしろい動画を見たりしながら活動しています。

朝8時半から5時20分までそんな感じで過ごしています。

生活についてですが生活費全世界No1のスイスそして食費全世界No1のジュネーブなのでとにかく金がないということが言えます。

普通に「やべー金ねーわー」じゃ済まされないくらい高いのでとにかく節約節約を意識して過ごしています。中野くんくらい金持ちな人しかスイスで満足して生活できないと思います。

僕はまあ正直英語の勉強を受験時から全くやっていないのですがここに住んでる人たちはフランス語を基本的にしゃべってるので英語は第二、三言語なのですごく聞きやすいしこっちが言ったことも「ごめん、なんて言った?」って感じで聞き返してくるので非常に暮らしやすいです。

遊びに行ったりも積極的に誘ってくれるのでいろいろ楽しい思いをしています。

遊びに行った先でもみんなゆっくりとした英語を話すので非常にコミュニケーションがとりやすいです。また向こうの人同士が英語で会話しているときも聞き取るのはそんなに難しくないです。

ただたまにフランス語っぽい英語をしゃべられると何その単語?ってなります。あとフランス語で話し始めると本当にわけわかりません。

まだボンジュールとメルシーしか話せません。

今は日が落ちるのが8時45分くらいなので9時くらいまで夕方くらい明るいため夕方に病院から帰っていろんなところに散歩しています。

まだ来て一週間しかたってないので市内観光しかしていませんがこれからもっといろんなところに行きたいと思っています。

めんどくさいので写真は載せません(笑)

気が向けばこれからも更新したいと思います。

 

Londonより① – 田村萌


2015
08.26

こんにちは、イギリスはロンドンに留学中の田村です。

渡英から1か月余りが過ぎたところで、ロンドンでの生活をご紹介しようと思います。

 

実はロンドン、マルチカルチャーな街であることをご存知でしょうか。田舎の方に行けばそんなこともないのですが、ロンドンにはヨーロッパ・アフリカ・中東各国から、さらには南アメリカ大陸からも、大勢の人が学校や仕事のために来ています。

現在サマーホリデー中ということもあり、イギリス人を見つけるのは困難なほどで、実際私のラボでも生粋のイギリス人は1人だけです。笑

文化が融合していて自由な雰囲気がありながらも、そこここにイギリス人の誇りが宿っているような空気で、とても素敵な街だと感じます。

University College London

UCLの本キャンパス。
私のいる眼科学研究所はまた別の場所にあります 笑

ロンドンについてから1か月、何をしていたのかというと、研究活動はもちろんのこと、現在お世話になっているロンドン大学の大沼教授が主催しておられた日英の高校生たちの交流イベント、”Japan young challenge”にすこしだけ参加させていただきました。

山口・萩からも高校生が参加していて、長州5から続く流れを感じるとともに、参加していたすべての高校生たちの様子に未来を感じることができ、とても貴重な体験をさせていただいたと思います。

Cambridge

Japan young challengeで行った
Cambridge Universityの図書館!

こんなにスケールの大きいことをたくさん手がけていらっしゃる大沼先生のラボは、とっても雰囲気のよいところです。

ラボメイトはみんな親切で明るく、丁寧に実験を教えてくれて、なにより人を褒めるのが上手です(=゚ω゚)ノ笑

頼りになる先生方も多くいらっしゃって、とても心強い環境です。

毎日ラボに向かうのが楽しみで仕方ありません。まだ始めて間もないですが、実験や研究の面白さがわかってきたように思います。

まだまだ未熟で沢山迷惑をかけている段階ですが、素敵な教授や素敵なラボメイトたちに少しでも何か返していけるよう、残りの期間も頑張ります!

 

閑話休題。

私は渡英するまで家が決まっていなかったのですが、着いてから2週間ほどで無事落ち着くことができました。

little venice

家から歩いて1分、little venice
ヴェネチアとは全然違いますが… 笑

リージェンツ運河の途中に位置するlittle veniceという場所の近くの閑静な住宅街で、天気がいい日にはきれいな景色を見ることができます。

少し歩けばハイドパークにも行くことができ、この時期にはほとんど裸で日光浴をしている人も見かけます。それだけ冬の日が短いんでしょうね。

ロンドンには緑が驚くほど多く、すがすがしい気分にしてくれます。

Hide Park

Hide Parkのリス!人慣れしています。

 

ハイドパークにはなんとリスも出ましたよ!ほかの公園に行けばシカやウサギ、キツネも見られるそうですが、ウサギにキツネはともかくシカは奈良の実家を思い出してホームシックになりそうなので、まだ行けていません。笑

家はシェアフラット(イギリスではルームシェアではなくフラットシェアといいます)で大家さんと同居、キッチンもシェアですが、まあまあ自炊もしています。

イギリスといえばご飯がマズイで有名ですが、ここ1か月の感じで言うと…

正直下手なスーパーのお惣菜は確かにおいしくないです。ふらっと入ってみたレストランも然りです。

ただ、素材は美味しいので、自炊すると満足いくものを食べることができます。レストランもしっかりリサーチすればむしろとてもおいしいものを食べることができ、なによりマルチカルチャーなだけあってレストランの種類が豊富です。

スコーン

噂のクロテッドクリームとスコーン。スコーンは外れがありません。

イタリアン、フレンチ、中華、インド料理、トルコ料理、スペイン料理、ベトナム料理などなど多岐にわたり、中華などは(中国以外の)世界一おいしいといわれるほどです。

ただしお菓子はともかくイギリス料理に期待してはいけません。笑

先ほどイギリス英語とアメリカ英語の単語の違いをひとつご紹介しましたが、よく知られているように、

うっかりsoccer ballと言ってはfoot ballでしょ!と叱られ、take a shower と言ってはno take, say ”have!”と怒られてしまいます。cityやwaterの発音も、シリー・ワーラーと読んでしまって、tをはっきり発音するようにと言われます。これは私の発音が悪いだけかもしれませんが。笑 イギリス人はこの違いに関してとってもシビアです。

研究に打ち込みつつもユニークで親切なイギリスを楽しんで、またブログを更新していきますね。