こんにちは。ミシガン州アナーバーにあるミシガン大学薬理学教室Osawa研究室に留学させていただきました。
<研究について>
「ThermoFluor Assayによる水溶液中で安定なHsc70変異体の特徴づけ」というテーマのもとに研究を行わせていただきました。基本的には9時から5時まで実験をしていましたが、自分のノルマが終わればその日の実験は終了なので、早く終わる日もあれば、遅く帰る日もありました。初めて見る実験器具の使い方や、薬品のある場所などを覚えるのが大変で、失敗もたくさんしましたが、研究室の皆さんの助けもあり、無事データを出すことができました。研究テーマに関わる実験以外にも、色々な実験を手伝わせていただき、本当に貴重な経験をさせていただきました。
<生活について>
アナーバーで過ごした感想ですが、先輩方から聞いていた通り、学生が多い街で、治安もよくて、とても過ごしやすかったです。住んでいる人も優しくて、私のたどたどしい英語でも嫌な顔一つせず、理解しようとしてくれたり、ゆっくり話してくれたり、よく遊びにも誘って、充実した生活を送ることができました。ミシガン大学は想像していたよりも大きくて、滞在中にすべての建物を回りきることはできませんでしたが、色々探検しても見るのもいいかもしれません。私のお気に入りは図書館でした。
ミシガン大学の図書館の写真です。
平日は遅くまで勉強する学生であふれていました。
ミシガン大学はスポーツでも有名で、私はバレーボールの試合とアイスホッケーの試合を見に行きました。アイスホッケーの試合の写真です。氷の上の格闘技という感じで、とても激しいスポーツで見ていてわくわくしました。
Thanks giving dayにはターキーをつくってパーティーにもっていくというアメリカならではの体験もしました。ミシガンでは、誰かの家に集まってみんなで手作り料理などを持ち寄ってご飯を食べたり、ご飯やお菓子を一緒に作ったり、映画やアニメを見たりして友達と遊ぶことが多かったです。
また、せっかくアメリカにいたので、NYやカリフォルニアにも旅行しました。アナーバーとはまた違うアメリカの都会を体験できました。
たくさん貴重な経験をさせていただき、本当に充実した留学生活を送ることができました。
最後になりますが、この留学をするにあたり、協力してくださった篠田先生はじめ神経機能解剖学講座の先生方、研究室に受け入れてくださったOsawa先生、指導してくださった研究室の皆様、その他手続きなど手伝っていただいた皆様、ありがとうございました。