Archive for 9月, 2014

Bathでの活動報告 – 中嶋 章博


2014
09.29

医学科3年 中嶋章博です。

英国・バースに来てからもうすぐ一か月が経ちます。

ようやくこちらでの生活が安定してきたと思いますので、こちらでの活動を途中経過ではありますが報告させていただきます。

バースはイギリス南西の港町ブリストルから一つ内陸に入ったところにあり、古い建築物が立ち並ぶ歴史のある街です。観光地としての側面もあり、数多くの観光客でにぎわっているところを感じられます。005 006

さて、こちらでの生活について述べておきたいと思います。

私のこちらでの生活としては、午前8時~9時に滞在場所の家をでて、バース大学の研究室で一日活動を行って帰宅するのは大体午後の8時前後ぐらいになるでしょうか。とても充実した活動を行っております。

このような状況ではあるので自炊は土日ぐらいにして平日はとても簡単に済ませられるものや、オーブンで温めるだけのものなどをよく食べてます。種類も結構豊富に存在し、普段食べないような味が多いのでなかなか新鮮で飽きません。ただ、結構好きな人を選ぶような味が多くあるような気がします(私はカレー系のパックがどうしても食べられませんでした) また、水は硬水ですので、浄水器を持って行ってそれを使ってお米を炊いたり飲み水にしています。が、ミネラルウォーターを買ってきて飲むことも多いです。

食生活で格別に述べるとするならば、ポテト…つまりじゃがいもとの遭遇率が非常に高いことでしょうか。イギリスでのメインの穀物は小麦とじゃがいもですが、小麦はパン・パスタでみかけるのみの一方でじゃがいもはさまざまな料理に登場します。パイを開ければお肉や野菜の具とともにじゃがいも、一品料理として小ぶりのじゃがいもにソースをかけたもの、イギリス名産のフィッシュアンドチップスもそうですし、あつあつのじゃがいもにバターとチーズをたっぷり乗せたものを晩御飯として食べたりもします。

これはイギリスの歴史も関係してくるそうですが…あまり肥沃な土地でなくても立派に育ち、収穫量も小麦の三倍だと言われることからイギリスの主食となっているようです。

 

現在私がバースの研究室で行っていることは、組織の再生の際の3次元的構造の構築過程の調査を目的とした周辺実験を行っております。(まだやってるのは初歩的なところではありますが・・・)

かんたんに説明すると

しません。3k文字数ほど書きましたが、長いばかりで簡潔でなかったため消しました。

無事に成果がでれば、「癌においてしこりが触れられるほど硬くなる原因」の一つの遺伝子の確定ができるかもしれないというところでしょうか。

まだ成功率がかなり低めなので、精密なインジェクションができるようになるのが最近の目標です。

コロラド便り(2) – 鈴木 潤一


2014
09.29

※医学科3年の鈴木潤一です。

コロラド州デンバーに渡米して1か月が経ちました。

今回は、前回の報告以降の経過と現状について報告したいと思います。

〇この2週間でしたこと

  • ラボの雰囲気に溶け込むべく、様々な実験を見学
  • 実験従事者必須のトレーニングの参加
  • 自分のテーマ設定、実験開始
  • 免疫学カンファレンスの参加
  • サッカー
  • 飲みにケーション^^

〇研究室の雰囲気

少人数ですがレジデンス(研修医)もいるので臨床研究も垣間見れます。

一人一台の机がもらえます。共同実験者が隣にいるのでいつでも話せる状況になってます。

ここにきて、日本にいるときにもっと勉強しておけば、、、という思いが募ってます。

そういってもしょうがないので日本から持ってきた本を見ながら復習してます!!実験は、細胞培養から始まり、細胞株の採取、タンパク質精製、フローサイトメトリーを用いたスクリーニング、その後の分析をしています。といってもまだObserver感覚満点ですが。。。

b1cc5866-2aa4-49c7-8bed-74f88342f702f8333b69-bc47-4233-8686-a128526b288cee640e7c-33cb-4ee9-9686-01f2454a68037d5b97d3-b7b8-44a0-ab9f-337cb5bfe5a5

〇学外

↓↓↓実験の予定がない時間帯は研究生同士で喫茶店にいってお茶を濁します(いやいや、ちゃんとみんなPC持ち込んで作業してます)。

1a0575a1-2aac-41b5-8010-3f7b5ac048bd

↓↓↓コロラドは山が多い!とてもきれいな街並みが眺望できます!!

3a4904de-2638-422c-a6ca-3b798018790a

083cb7d7-782a-404a-b07d-e2e15aa47949

 

 

 

 

 

↓↓↓サッカー、、、、またケガしちゃいました。

59420834-95ab-4955-9590-24afd3a827c4

昼間は25度前後の快晴の日が多いのですが、朝晩は冷えることもおおく常に一枚上着を持ち歩いています。

日差しは強いのですが、この季節はとても心地よいです。来月にはぐっと寒くなるそうなので今のうちにコロラド気候を満喫したいものです。

 

 

ボストンより – 小林 諭史


2014
09.08

医学科3年 小林諭史です。

ボストンに来てもう1週間が経ちました。

Bostonはニューヨークよりさらに北のマサチューセッツ州の州都です。水辺が多く、都市部と古い街並みが織りなす趣がある街です。

IMG_3945  レッドソックスの本拠地ですね

20140903_180555_Android

 

 

ボストンは100年以上前から地下鉄があり、現在も主要な交通機関として機能しています。

IMG_3820

 

 

Harvard大学の目前にHarvard駅という地下鉄の駅があります。階段を上がるとすぐにHarvard Yardと呼ばれるキャンパスの庭園が広がります。

20140828_154727_Android

20140828_154813_Android

 

 

門にはHarvardのマークが。“VE RI TAS”とは“真理”という意味だそうです。

こちらはハーバード創設者?ジョン・ハーバードの像です。IMG_3832

本人じゃないそうです。創設年も間違えているし、そもそも彼は創設者ではないとのこと。

こんな面白い話も毎日学生が案内するキャンパスツアーで聞けます。

 

 

 

 

 

 

とにかく建物が凄いです。

IMG_3940

これは山口大学でいう医心館です。食堂ですね。ミールプランでしょう。

 

Harvard大学にたくさんある図書館の中でも比較的新しいWidner図書館。内部には彫刻が無数に施されており、美術館のようです。しかし24時間は開館していないので山口大学医学図書館の方が私は好きです。

IMG_3834

 

スタジアムだってあります

IMG_3900

 

 

これ。わかりますか?ホワイトハウス?いえ、これがMedical schoolです。

IMG_3919

 

 

 

Bostonは非常にアカデミックな街で、周辺も併せると200を超える大学があるそうです(#゚Д゚)

こちらはご近所さんのMIT。IMG_3847

日本語ではマサチューセッツ工科大です。あの利根川先生がいらっしゃる。

 

 

こちらが自分の所属するSchool of Public Health(公衆衛生大学院)の建物です。

IMG_3924

日本ではあまり馴染みがない領域ですが、社会疫学、社会医学、公衆衛生学などの学域で、健康の決定要因の研究や健康政策について研究を行う機関です。大学 院であり、多くの医師・医療関係者が学生として学び、MPH.(Master of Public Health)や、Ph.Dの学位取得を目指しています。名前の後ろに“MD. MPH. Ph.D”と付いている医師の名刺をこちらではよく目にします。

 

地元の方とも交流しました。

IMG_3875

 

毎週水曜日は日本に馴染みがある方たちと飲みニケーションしています。IMG_3980

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回は研究のお話など載せていきます!

New York Medical College – 北台 友貴


2014
09.08

投稿が遅くなり申し訳ありません。ニューヨーク医科大学で研究させて頂いてる北台です。

こちらに来てもうすぐ2ヶ月でやっと慣れたかなという感じです。

学生寮がいっぱいになってしまったためOssiningで1ヶ月ホームステイさせてもらってまた寮に戻ります。

IMG_0669[1]

週末はマンハッタンに行き観光したりしてます。empire state building からの風景です。

IMG_0615[1]

 

寮にはジムもあり実験後の気分転換には最適です。

来週はAACR(アメリカ癌学会)に参加させていただきます。この貴重な体験を大事にしていきたいと思います。

ボルチモアより 2 – 猪坂 真衣


2014
09.08

お久しぶりです。Baltimoreから猪坂です。

University of Marylandでの研究生活が始まってから早くも1カ月半が経ちました。今日は1日の様子について少しご紹介します。

DSC01952 (1024x768) 奥に見える大きな建物は大学病院です。

 

朝8時すぎに家を出て、9時頃ラボに到着。

今日やることを確認します。ちなみにここではプロトコールは自分で作っています。研究アイデアを先生から頂き、どうすれば上手くいくかを自分で考えたり、ラボメンバーにアドバイスをもらったりと試行錯誤を繰り返して作ります。実際やってみるときはドキドキです(^_^;)

早い日は朝着いてすぐに実験。

DSC01945 (1024x768) データ整理などをPCでやります。

Baltimoreはちょっと治安も良くないところも多いので、できるだけ夜遅くにならないよう、テキパキと実験を進めます。

昼食は持っていく日もあれば近くのカフェテリアなどに行く日もあります。休憩室はDr. Davila lab以外の人も利用しているので、この時間は多くの人と話せる機会になっています。

その後は実験再開!

S__14630975 (768x1024)  よそ見しないで、と怒られそうな写真ですね(笑)

私の研究は細胞培養を行っているので、1日だけでは終了しません。今の実験は22日間の予定です。失敗すると初日からになるので、少し慎重に行います(ちなみに先週5日目で失敗したので最初からになりました…)

18時くらいにはノルマを終わらせて帰る支度をします。来たころは21時でも明るかったのに、この頃日が落ちる時間が早くなってきました。少し涼しくもなってきたので季節はもう秋のようです。

19時に帰宅。この時間以降は一人で出歩くのは少し怖いので、Skypeでペンパルと会話したり、テレビや本から英語を勉強したりしています。

ネットで日本語を学びたい人を探してコンタクトを取ったり、昨年来られていた先輩に紹介していただいたりと少しずつ現地の友達も増えてきました。

 

S__14630976 (768x1024) レイブンズ(アメフト)やオリオールズ(野球)の試合がある夜は明るく、にぎわいます。

研究は失敗も多く、なかなか上手くいっているとは言い難いですが、その失敗から考えることや学ぶことがたくさんあり、楽しんでいます。平日だけではなく、土日も研究していたりと忙しくも充実した日々を送っています。

また、研究の合間に旅行に行くこともあります。

IMG_3547 (768x1024)    先日のLabor Dayの3連休にはNYへ遊びに行きました。将来また行きたい街です。

S__14630977 (768x1024) Baltimoreは海辺の街。ダウンタウン付近は観光客も多く、にぎわっています。

 

言語の面ではまだまだ苦労していますが、そんな1カ月半のアメリカ生活で学んだことを一言で表すと「悩んだらとりあえずやってみる」です。やっておけばよかったと後で後悔するよりは、何事も挑戦してみようと考えさせられることが多いです。ここでしかできないことを見つけながら、残りの3ヵ月楽しく過ごしていきたいです。

S__14630979 (768x1024)

最後に、最近家に住み着いてしまったニャンコの写真をお送りします。

あまり慣れていないので文章が拙くて申し訳ありません。他のメンバーのより素敵なレポートもお楽しみに(^^♪