ボストンより – 星澤 早紀

2015
12.08

私のボストン滞在期間も残り一ヶ月を切りました。

私は下の原野さんと同じ、ジョスリン糖尿病センターのパティラボに来ています。研究室は同じですが、部屋が違うので雰囲気は何となく違います。

私はすごく大きい枠組みでいうと、妊娠後期の母体栄養とそれが胎児に及ぼす影響についての研究を手伝わせて頂いています。(逆に父親の栄養状態が子孫に及ぼす影響についてもやっていましたが、おそらくこれはマウス作っておしまいになってしまうので修学論文は上のテーマで書こうとしています。)

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↑シンポジウムでのパティ先生のプレゼンでデータを使ってもらえました!!で、謝辞に名前が・・・

もともとこれがやりたいとパティ先生に直談判してこのテーマをやらせて頂いているのもあって、実験に論文検索にシンポジウム参加(パティ先生がマイクロバイオームやエピジェネティクスの面白そうな会合があると参加させて下さり、大変ありがたい限りです)に、と日々忙しいですがとても充実し楽しい毎日を過ごしています。しかしこの期に及んで、私、ボストンから一歩も出ていないことに気づきました!!!近いのにニューヨークすら行ってない!

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↑ついてるポスドク(左)の家でラボ帰りに宅飲み!笑 仲良しです^^

しかしボストン内では頻繁に様々なイベントがあり、それには積極的に参加しているため、様々な大学の学生と仲良くなることはできます。意外と日本人学生も多く、様々な経験談や考え方が聞けて大変視野が広がりました。こっちの学生は自分のやりたいこと、やってみたいことがある人が多く、語り合えてとても楽しかったです。

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↑ボストンの正規日本人、、、じゃない人もいますが、学生たちと仲良くなりました!

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↑日本だと大行列のマックスブレナーで女子会!笑

私は夜間やっている教会の英語クラスにも週に一回参加しているのですが、そこはかなり多国籍で、というか日本人はほぼおらず、世界各国の考え方を知ることができました。教会でやっているものの、イスラム教徒だったり、仏教徒だったり、ヒンズー教….の人には会ったことないですが、様々な宗教、バックグラウンドの人が集まります。サンクスギビングの時は、オーガナイザーをして下さっている牧師?さまとその奥様がターキーやパンプキンパイなど伝統的なアメリカのサンクスギビング料理を作ってもってきて下さり、とても勉強になりました。

(全てのお店が閉まると噂のサンクスギビングどうしよう、と心配していたのですが、サンクスギビングの週、仲良くなったご家族がサンクスギビングディナーに呼んで下さったり、別のところであったサンクスギビング勉強会?にこちらで友達になった人が誘って下さったりしたため、私の心配をよそに結果的にずーーーーーーっとターキーを食べ続けることに・・・割と好きでしたが流石に飽きる・・・)

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↑呼んで下さったご家族と。こちらでPIをされている日本人の方達です!

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↑ターキー解体中

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ボランティアにもちょくちょく参加しました。浴衣の着付けだったり、糖尿病の子どもたちのハロウィン(普通にお菓子を貰って歩けないので)のお手伝いだったり。

ああ、最後に、私が書いておくべきことがありました。恐らく多くの人はホームステイを選択していると思うのですが、私はハウスシェアをしています。7,8月は日本人率も低く、あまりにも生活時間帯が違ったため(実験の都合上私は超朝型、、、、)バラバラに生活している感が強かったのですが、9月になり私を含め日本人が3人とタイ人の男の子の4人となり、キッチンで飲んだり色々シェアしたりお化けハウス作ったりと中々楽しいです(笑) 皆24-26歳で同年代であり、アジア圏のためかそんなに習慣も違わない(使ったら綺麗に片付ける、何かあったら相談する、思いやりあう、など)からか上手くやっていっています。日本の友達や家族と離れて寂しくない?と聞かれることが多かったのですが、お陰さまで全く全然そんなこと感じたことありませんでした(笑)

もし将来的な意味でも今後アメリカに来たいと思っている人は、家賃の高い所ではハウスシェアがスタンダードなので、一度体験してみるのもありかな〜と私は思います。

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↑お菓子の家作製中、、、、私は手が汚れるのイヤだったのでカメラ係!

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↑ベトナム人の友達と、ハウスメイトと、パンプキンカービングに行ったりとか

では!

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