UW-Madisonより(2) – 斎藤 光

2014
11.28

こんにちは、医学科3年斎藤光です。マディソンに来て約4か月、残すところ1か月強となりました。もうマディソンのことはばっちり!ということで改めてマディソンの特徴を述べさせていただくと、

1.住みやすい街 :治安の良さ、湖など自然の美しさを含め、2015年住みやすい街全米1位に選ばれましたhttp://livability.com/best-places/top-100/2015

2.学生の街 :米一のパーティースクールとも呼ばれ、特に金曜日は夜遅くまで学生がどんちゃん騒ぎをし、それを許容する風潮あり。

3.バイカー・ランナーの街 :綺麗なバイクロードが整備されており、自転車・ランナーの数に驚き。歩行者優先社会は米国では珍しいのだとか。

4.赤い街 :大学のカラー、赤!普段から赤い服を着ておけばファッションの心配はない。Footballの試合がある日は街の9割方が赤い服。

5.寒い街 :昨年が近年中最も寒い冬だったと言われていますが、今年は昨年よりも寒いらしい。半袖からマフラーへのチェンジを遂げるほどの気温差で、すでに日々零下、初雪も観測。

 

続いて私の一週間について紹介します。

月曜日

・研究室(830am-6pm)(火曜日以外は同じ時間帯)

サルを扱う、という特殊な環境のため、無菌という意味できれい・汚いの区別がとても厳しくされているように感じます。サルの食べ物・扱い方・手術、全てが新鮮で貴重です。概してサルはとてもかわいいです。笑 今まで実験手技的な問題があり、他の人の研究を手伝うことが多かったのですが、ようやく私のテーマに基づく実験が行えるようになってきました。帰国までに結果を出すことができるのか?と焦ることもありますが、今自分ができることに精一杯取り組むしかないなとも思います。

・JSA主催のLanuage Partner

まずJSAとはJapanese Student Associationの略で、ウィスコンシン大学マディソン校(略UW-Madison)の公式組織です。なんと、今年私たち自身で創設したばかり!中心メンバーのほとんどが交換留学生です。そのLanguage Partnerは日本語を学びたい外国人と、英語を学びたい日本人がお互いの言語を教え合うというもの。私はアメリカ人、台湾人と3人でパートナーを組んでいます。JSAでブログも書いているので是非ご覧ください。http://uw-madison-jsa.blogspot.com/

火曜日

・研究室(7am-6pm)

この日はサルを使った実験を朝から晩までシフト制で行います。徒歩のため(自転車を失いました)朝家を出るのは6時半前で、外はまだ真っ暗です。

・GUTS主催のLanguage Partner

GUTSとはGreater University Tutoring Serviceの略で、私の感覚では大学生協のような組織です。このLanguage partnerは英語を教える側、学ぶ側で構成されており、私はアメリカ人1人、中国人2人とゲームなどをしながら英語を学んでいます。Language Partner以外にも、GUTSではPizza Nightなど様々なイベントを行ってくれます。

水曜日 ここに何か予定を入れたいところですね。

木曜日

・JSA Officer Meeting

先に述べたようにJSAはまだまだ始動したばかり。Officerと呼ばれるリーダー6人で週一回話し合いをしています。私は秘書(書記)で、毎回の議事録を英語で作成・メンバーに送信というようなことをさせていただいています。

金曜日

・眼科の症例検討会(730am-830am)

たまたま出会った獣医の日本人に紹介してもらい、早朝から(勝手に)参加しています。まだ臨床の授業すら受けていないため、内容の理解が難しいことも多いですが、多くのプレゼン発表を経験するいい機会です。

・CPC-English Conversation Time

これは教会が主催しているもので、国籍、年齢、本当に多様な人々が集まり、食事や会話を楽しみます。私はここでサウジアラビア人、コロンビア人などと友達になりました。リンゴ狩り、国際料理会、ボランティアなど豪華無料イベント盛りだくさんで非常に魅力的です。

土曜日

週によって様々ですが、友達に誘ってもらったイベントなどに参加していることが多いです。

日曜日

・meetup

以前にも紹介しましたが、これは世界中で用いられているサイトで、共通の目的に合ったグループを探し参加できるというものです。私は日本に興味のある人とカフェに集まって日本語で会話をしたり、日本にまつわるイベントに参加したりしています。私がマディソンで一番初めに友達を作るきっかけとなったのがこのmeetupでした。

 

このように研究以外の様々な課外活動に参加するようになったのも、全ては私の寂しがり屋な性格に起因しています。笑(私はゼロからコミュニティーを形成する難しさをアメリカで本当に痛感しました)ですがそのおかげで100人は知り合いができ、多くの文化・考え方などを学ぶことができたのではないかと思います。先日ハロウィンを終え、(マディソンのハロウィンは一つのストリートに仮装者10万人が集まる)今後一番近い予定はFootballの試合を見に行くことでしょうか。

たくさん書いたのでこれが最後の投稿になると思います。残りの生活をどうしたらもっと充実させられるのか、悩む毎日ですが、精一杯楽しんでから帰国したいと思います!

 

 

University of Michigan Part 2 – 原田・永野

2014
11.28

ミシガン大学、薬理学オオサワラボの原田&永野です。

早いものでアナーバーでの生活も残すところ一か月となってしまいました。

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まだ着いたばかりの頃の大学内の時計台。夜の七時でもこんな明るさでした。

ラボを夜の八時に出た時はまだまだ明るかったので得した気分になってました♪

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十月末のアナーバー。紅葉がとてもきれいでした。

でも最近は暗くなるのも早くなり、先週は雪も降ってすっかり冬になってしまいました。飛ぶように時間が過ぎていきます。

 

 

オオサワラボのメンバー

ラボのメンバーのBrianさんの誕生日でランチにダウンタウンまで行ったときの様子。

 

平日はラボと家の往復だけでほとんど終わってしまいますが、土日は色々な所に行きました!!

アメリカ第三の都市シカゴだってバスで行けちゃいます!

 

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アナーバーの近くにこんな都会があるなんて、、本当に都会!!でした。

共同生活の方も相変わらず毎日平和に過ごしております。ラボが遅く終わった時には早く帰ってこれた人がおいしい夕食を作って待っていてくれます。この生活が一か月で終わってしまうなんて信じられない今日この頃です。。。

残り一か月、最後まで全力を尽くします!!

紅葉もまだ残るボストンより – 藤澤 まり

2014
11.13

こんにちは。医学科3年の藤澤まりです。日本を7月中旬に発ってから、早3か月が経ち、いよいよ残りが2か月となりました。今日は日々の生活について記したいと思います。

私は現在、Bostonにある、糖尿病専門の医療機関Joslin Diabetes Centerで研究を行っています。JoslinがあるLongwoodメディカルエリアには著名な医療機関が多く立ち並んでおり、一日中スクラブや白衣を着た人が行き交う街です。Joslinは世界的を代表する糖尿病の研究機関ですが、同時に世界を代表する臨床施設でもあります。1,2階は臨床施設、4,5,6階は研究施設という構造になっています。

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 Joslin Diabetes Center前のJoslin Parkにて

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建物ほぼ全てが医療機関というLongwood Medical and Academic Area

右手前に見えるのがDana-Farber Cancer Institute

 

先日は、お世話になっているDr. Pattiの診察を見学させて頂きました。1人あたり30分程度の問診が行われ、更に初診の患者さんでは1時間程度とかなり時間をかけ、日々の生活習慣など細かく会話がなされていました。写真を撮ることは出来ませんでしたが、思いがけない点が印象に残りました。患者さんと医師の座る位置についてです。日本の多くの病院を見たことがあるわけではありませんが、私の経験上、PCに打ち込む際には患者さんと目線を合わせることは難しい構造になっていると思います。顔を向き合わせて話そうとすると手を動かせず、PCに向かってしまうと患者さんの表情を確認できない。それが私のイメージでした。しかし、Joslinの診察室では壁側に患者さんの椅子がピタッとついておりその横にPC机、医師は壁側を向いて座っています。とても分かりにくい説明で申し訳ないのですが笑、とにかく、PCを打ちながらでも常に患者さんと目線を合わせているのが印象的でした。そのため、会話が滞ることがなく、患者さんにとっても医師にとっても情報を伝えやすい、引き出しやすい環境だなと感じました。

アメリカの医薬品について、糖尿病に関しては商品名が日本と共通のものも多く、聞いていてイメージがしやすくとても勉強になりました。診療内容については、日本における糖尿病の臨床現場を見るよりも先に見学させて頂いたため比較はできませんが、糖尿病に特化した病院のため、合併症についての診察などが非常に細かく行われていました。

 

研究室には平日朝9時から夜の7-8時頃までいます。朝は空気が気持ちよく、季節の変化と共に移り変わる景色を楽しみながら通っています。帰宅の際は、夏のうちは8時過ぎまで明るく、夕暮れの中歩いていましたが、最近は暗い上に寒い日が増えてきました。しかしながら自分自身で得たデータがどんどん増えるたびに、とてもやりがいを感じる毎日を過ごしています!

IMGP2591朝の通学路にて

IMGP2590紅葉を眺めながら歩く15分間♪

研究を行う時間以外に、ここJoslinではラボ内のミーティング、他ラボとの合同Data clubに加え、週に2回、内部の研究者と他施設からの研究者(Boston外のことも多い)によるランチセミナーが行われます。他施設からいたした研究者によるランチセミナーの情報はLongwoodメディカルエリアの医療従事者全員に講演予定が知らされ、色々な施設の医療従事者で賑わいます。ランチセミナーでは、一日は特大ピザ、もう一日はサンドイッチがふるまわれます。炭水化物の取りすぎはよくない!というピザ等の写真つきスライドを目の前にしながらピザを頬張ることもしばしばあります笑。 この機会を通して、多くの研究者の方々のプレゼンテーション、そして聴衆者と発表者のセッションを目の当たりにすることが出来ました。初めはただただ圧倒されていましたが、理解できなかった点は研究室に戻ってから質問するなど研究室の皆に助けられ、機会を無駄にしないよう理解を深めていっています。

そして再来週はついに、論文紹介が回ってきます。ネイティブの方々を前にしたプレゼンテーション、周りに笑われるほど今から緊張しています笑。

次回は町並みやボストン市街の様子もお届けしたいと思います。

コロラド便り(3) – 鈴木 潤一

2014
11.13

医学科3年の鈴木潤一です。

日本では医学祭が終わったころでしょうか。こちらでは、先日初雪を観測しました。とうとうきたな、という感じです。

今回も現地の近況を含めアップデートしていきたいと思います。

1.まずは、天気!!!

コロラドは本当に天候がよく変わります。↓の写真は現在の研究室からの空模様と今週の天気です。

先週の日曜には 73F まで上がり、昼間はTシャツでも過ごせた気候が、今週は 24F まで下がる始末。。

このドロップダウンは本当に厳しいです。摂氏にすると20度以上の差になります。内陸の気候は本当に変わりやすいですね。

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2.研究室

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先週は研究室の引っ越しがありました。学内の別の棟への移動だったのですが、個人の引っ越しとは大違い、しかも、生物系なので危険物や細胞の取り扱いにとても気を遣った引っ越しでした。これが結構、学内の規則が厳しくて大変そうでした。引っ越して2週間が経ちますがまだ、ばたばたしております^^。

実験で必須のワークベンチが使えなかったのでこの時期はひたすらPCRの日々。朝、昼、晩と一日3回のペースが続きました。別の研究室の人からも”PCRの前にいつもいる人”と呼ばれるまでに。。。操作は単純ですが、トラブルシューティングするとなると結構大変です。

 

3.課外活動

IMG_2644 鈴木写真

課外活動についても少しだけ。

(左)ハロウィンにちなんでパンプキン切ってみました。どうでしょう!!??賞をとり、$10ゲットしました!!

(右)アメリカにきて、IDとしてはパスポートしかなく、持ち歩くのには多少居心地が悪かったので、州のIDをとりました。結構前の話ですが。。

これ、結構役に立ちます。コロラド州で申請に必要な書類は以下です。運転免許と違い、試験もなにもないので簡単に申請できます。

When you go to the DMV office, you will need to bring the following documents:

1)    A Social Security card OR, if you do not have a social security number when you apply, you will need to show documentation from the SSA stating either that you have applied for the number or that you are not eligible for a number.

2)    A valid passport with print out of I-94 information.

3)    All DS-2019 forms, including the form with the original entry stamp and the currently valid form.

4)    Your original J-1 invitation letter or offer letter.

5)    A letter from your department written within the past 30 days confirming that you are working at or visiting the University. 

申請すると、2週間くらいで届きます。3年間は有効なので別途、渡航する機会があるかたはとっておく価値はあります。お土産にもなるかも^^。

来月には帰国を迎えます。最後の追い込み、他のみなさんと同様、頑張ります。

 

Clevelandより – 黒木 大世

2014
11.06

こんにちは、医学科3年 黒木です。

私が、アメリカのオハイオ州クリーブランドにあるCase Western Reserve Universityで研究を始めてはやいもので2ヶ月が経ちました。来た時はまだ暑さが残っていましたが、急に涼しくなってきて秋、冬への移り変わりを感じます。先週は紅葉が一番綺麗な時でした。

本来ならもっと早くアメリカへ行く予定だったのですが、ビザのトラブルがあったため1ヶ月ほど出発が遅れてしまいました。このトラブルについてはまた別の機会があればお話しようと思います。

 

Case Western Reserve University についてですが、日本の大学と比べたときの広さ、建物の大きさにとても驚きました。この大学にはクリーブランドクリニックという有名な病院もあり、医学が充実しているそうです。また、大学の敷地内には世界的に有名なクリーブランドオーケストラのコンサートホールやクリーブランド美術館もあり、徒歩数分の距離でいけます。

 

私も先日クリーブランド美術館に行きましたが、数多くの有名な絵画(ピカソなど)や武器などが展示されていました。私も美術には詳しくないのですが、教科書にのっているような絵画や西洋の鎧などをみて楽しむことができました。しかも、入場料は無料です(*´∀`*)

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私は朝は10時ごろから夜は5時くらいまで研究をやっています。初めは基本的な実験を練習することでしたが、だんだんと論文にも関係するようなことを任されてきて、充実してきているところです。いい結果が得られるとかなり達成感が得られます。

滞在先については、月500ドルのシェアハウスを借りています。このシェアハウスにはオーナーのポリシーで医学生、医者しか住んでいないというところが珍しいと思います。また、洗濯やシーツ交換などもしてもらえるため、日本で一人暮らしをしている時よりも楽なのでは、と思ってしまいます。

アメリカに留学するにあたって、心配していたことの一つが食事でした。思っていたとおりハンバーガーやピザなどを売っている店はたくさんあって、しかもどれも大きかったです。先日せっかくアメリカに来たからということで、お店の中で一番でかいハンバーガーを注文してみましたが、その日の夕食をぬいてしまうくらいお腹に衝撃がきました;;いつもこんなものばっかり食べているわけではありませんのでご心配なさらないでください。

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普段の夕食はシェアハウスでだしていただいたり、研究室の教授にご一緒させていただいたりすることがおおいです^^

週末は買った自転車で少し遠いところまでサイクリングして、買い物にいったり、コンサートをみに行ったりしています。

ちょうど今はハロウィンで、日曜にはお化け屋敷にもいってきました。本場のハロウィンは日本のものとは違うのだとかんじました。

 

こんな感じで元気に生活しております。

長くなりましたので今回は一旦ここで終わらせていただきます。

 

 

 

 

ボルチモアより3 – 猪坂 真衣

2014
10.28

10月も半ばを過ぎ、アメリカ生活も3ヵ月がたちました。お久しぶりです、医学科3年猪坂です。

残すところ1ヶ月半となり、研究も修学論文作成に向けた内容になってきました。平日・休日問わず忙しい毎日を過ごしています。実験にはかなり慣れてきましたが、そんな時期には気も緩んでしまうのか、前回は失敗続きでした。残りの日々、集中して頑張らないとダメですね(^_^;)

現在はメラノーマと様々な状態のT細胞を混合し、T細胞の働きを鈍くして(この状態を”疲弊している”と呼んでいます)T細胞上のマーカーを調べるといった実験を行っています。なかなか良い結果は得ることはできていませんが、帰国までには何か得るものがあれば…と思っています。

先週、初めてラボミーティングで発表する機会をいただきました。内容は自分の研究テーマではなく、興味のある論文について簡単に説明するといったものでしたが、とても緊張しました。渡航前プレゼンで英語での発表を経験しているので初めてではなかったのですが、30分間英語で説明+質問に答えるのは不安でした。結果、とても良い出来だったとは言えませんが、ラボメンバーの手助けもあり、無事に終了。学ぶことも多く、思い出に残る経験だったと思います。

 

さてさて、アメリカではもうすぐハロウィン!近所の家でもステキな飾りつけが増えてきました。私も何かイベントに参加しようか計画中です(^^♪

DSC02162 (640x480) マーケットにもパンプキンがたくさん!

また毎月、研究の合間に旅行することを決めています。8月はNY、9月はフロリダに行ってきました。今月は怒涛の忙しさだったので日帰りプチ旅行としてワシントンDCに行きました。

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スミソニアン自然史博物館、航空宇宙博物館(入場無料ですよ~)やホワイトハウスを見学しました。見るところが多く、1日だけじゃ足りない!というのが感想です。

アメリカ研究生活は決して楽しいことばかりではなく、悩むこともあります。しかし、最近は悩みながらも模索していく過程が大事ということに気づけるようになりました。私のいる環境は、頑張る人に対してとても優しい人が多いです。「困った、どうしよう」で終わらず、「さあ、ここから何とかしていこう」というポジティブさを周りの人たちから学べたというのが、ここ1カ月の成果です。

毎回報告が長くてごめんなさい。次回は帰国直前に報告しようと思います。

 

 

 

University of Michigan – 松谷 直美

2014
10.06

Michigan大学から松谷です。

更新が遅れてしまい申し訳ありません。

ミシガン州はアメリカ北部にありカナダとも隣接しており

9月ごろから朝晩は冷えてきました。

着いた頃は夜9時でも明るかったのに帰る頃には夕方4時でも暗くなるそうで。

なんだか寂しいですね、、、

そんなミシガン州アナーバーにあるミシガン大学は本当にきれいです。

文字通り「学生の街」といった感じで家から学校まで自転車で20分程ですが

家の隣には学校のサッカー場がありまだまだキャンパス敷地内とも言える事からキャンパスの大きさを感じますね!

これはMichigan Unionといって学生会館のようなもの。分かりにくいですが青と黄色のフラグがミシガンマークです。

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建物ひとつひとつが綺麗で大学にいる事を忘れてしまいそうな景色がずーっと広がってます(^^)

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米国大学で最大のスタジアムもあってなんと11万人も収容できるそうです。

(ちなみにアナーバーの人口は12万人弱)

カレッジフットボールの中心ですね。

ミシガン大学はフットボールが強く、今の時期は毎週土曜日に試合があるため街は毎週お祭り状態です。

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まだフットボールは見てないのでサッカーの試合の写真ですが。

スタジアムの大きさが伝わると思います!

また、ラボの先生がミシガン州内の色々なところに連れて行ってくださいました。

ミシガン湖の砂丘は4人で感動しました。

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最後になってしまいましたがラボについてです。

ラボは他の皆と同じように朝9時から夕方6時~8時頃まで。

このセメスターからラボに同年代の学生さんが体験に来るようになり(自己開発コースのような)少し賑やかになりました。

私が普段使わせてもらっている実験台です。

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プレートが山積みしてありますね。笑

遺伝子組み換えを中心とした内容をさせて頂いてます。

生活面で他のsmacメンバーと違うのは、共同生活ということ!

二か月経って家族の様になってきました。

そして、自分達でも予想以上に自炊しています。

3つのラボに分かれているので早く帰った人が晩御飯担当という形になっていて

週末は「meijer」というスーパーに一週間分の買い出しに行くのが日常になってきました。

この安いスーパーを目指してバスで20分程揺られます。ちなみにミシガン大学生はバスも無料です。

近所のスーパーより格段に安いので私達は専らmeijerのヘビーユーザーです。笑(食糧、日用品、家電、文房具、何から何まで揃います)

こんな生活を送っています!!

これから一気に寒さが厳しくなりそうですがしっかり頑張っていきたいと思います。

ミシガンの残りの3人のレポートにも御期待ください☆

Bathでの活動報告 – 中嶋 章博

2014
09.29

医学科3年 中嶋章博です。

英国・バースに来てからもうすぐ一か月が経ちます。

ようやくこちらでの生活が安定してきたと思いますので、こちらでの活動を途中経過ではありますが報告させていただきます。

バースはイギリス南西の港町ブリストルから一つ内陸に入ったところにあり、古い建築物が立ち並ぶ歴史のある街です。観光地としての側面もあり、数多くの観光客でにぎわっているところを感じられます。005 006

さて、こちらでの生活について述べておきたいと思います。

私のこちらでの生活としては、午前8時~9時に滞在場所の家をでて、バース大学の研究室で一日活動を行って帰宅するのは大体午後の8時前後ぐらいになるでしょうか。とても充実した活動を行っております。

このような状況ではあるので自炊は土日ぐらいにして平日はとても簡単に済ませられるものや、オーブンで温めるだけのものなどをよく食べてます。種類も結構豊富に存在し、普段食べないような味が多いのでなかなか新鮮で飽きません。ただ、結構好きな人を選ぶような味が多くあるような気がします(私はカレー系のパックがどうしても食べられませんでした) また、水は硬水ですので、浄水器を持って行ってそれを使ってお米を炊いたり飲み水にしています。が、ミネラルウォーターを買ってきて飲むことも多いです。

食生活で格別に述べるとするならば、ポテト…つまりじゃがいもとの遭遇率が非常に高いことでしょうか。イギリスでのメインの穀物は小麦とじゃがいもですが、小麦はパン・パスタでみかけるのみの一方でじゃがいもはさまざまな料理に登場します。パイを開ければお肉や野菜の具とともにじゃがいも、一品料理として小ぶりのじゃがいもにソースをかけたもの、イギリス名産のフィッシュアンドチップスもそうですし、あつあつのじゃがいもにバターとチーズをたっぷり乗せたものを晩御飯として食べたりもします。

これはイギリスの歴史も関係してくるそうですが…あまり肥沃な土地でなくても立派に育ち、収穫量も小麦の三倍だと言われることからイギリスの主食となっているようです。

 

現在私がバースの研究室で行っていることは、組織の再生の際の3次元的構造の構築過程の調査を目的とした周辺実験を行っております。(まだやってるのは初歩的なところではありますが・・・)

かんたんに説明すると

しません。3k文字数ほど書きましたが、長いばかりで簡潔でなかったため消しました。

無事に成果がでれば、「癌においてしこりが触れられるほど硬くなる原因」の一つの遺伝子の確定ができるかもしれないというところでしょうか。

まだ成功率がかなり低めなので、精密なインジェクションができるようになるのが最近の目標です。

コロラド便り(2) – 鈴木 潤一

2014
09.29

※医学科3年の鈴木潤一です。

コロラド州デンバーに渡米して1か月が経ちました。

今回は、前回の報告以降の経過と現状について報告したいと思います。

〇この2週間でしたこと

  • ラボの雰囲気に溶け込むべく、様々な実験を見学
  • 実験従事者必須のトレーニングの参加
  • 自分のテーマ設定、実験開始
  • 免疫学カンファレンスの参加
  • サッカー
  • 飲みにケーション^^

〇研究室の雰囲気

少人数ですがレジデンス(研修医)もいるので臨床研究も垣間見れます。

一人一台の机がもらえます。共同実験者が隣にいるのでいつでも話せる状況になってます。

ここにきて、日本にいるときにもっと勉強しておけば、、、という思いが募ってます。

そういってもしょうがないので日本から持ってきた本を見ながら復習してます!!実験は、細胞培養から始まり、細胞株の採取、タンパク質精製、フローサイトメトリーを用いたスクリーニング、その後の分析をしています。といってもまだObserver感覚満点ですが。。。

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〇学外

↓↓↓実験の予定がない時間帯は研究生同士で喫茶店にいってお茶を濁します(いやいや、ちゃんとみんなPC持ち込んで作業してます)。

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↓↓↓コロラドは山が多い!とてもきれいな街並みが眺望できます!!

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↓↓↓サッカー、、、、またケガしちゃいました。

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昼間は25度前後の快晴の日が多いのですが、朝晩は冷えることもおおく常に一枚上着を持ち歩いています。

日差しは強いのですが、この季節はとても心地よいです。来月にはぐっと寒くなるそうなので今のうちにコロラド気候を満喫したいものです。

 

 

ボストンより – 小林 諭史

2014
09.08

医学科3年 小林諭史です。

ボストンに来てもう1週間が経ちました。

Bostonはニューヨークよりさらに北のマサチューセッツ州の州都です。水辺が多く、都市部と古い街並みが織りなす趣がある街です。

IMG_3945  レッドソックスの本拠地ですね

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ボストンは100年以上前から地下鉄があり、現在も主要な交通機関として機能しています。

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Harvard大学の目前にHarvard駅という地下鉄の駅があります。階段を上がるとすぐにHarvard Yardと呼ばれるキャンパスの庭園が広がります。

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門にはHarvardのマークが。“VE RI TAS”とは“真理”という意味だそうです。

こちらはハーバード創設者?ジョン・ハーバードの像です。IMG_3832

本人じゃないそうです。創設年も間違えているし、そもそも彼は創設者ではないとのこと。

こんな面白い話も毎日学生が案内するキャンパスツアーで聞けます。

 

 

 

 

 

 

とにかく建物が凄いです。

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これは山口大学でいう医心館です。食堂ですね。ミールプランでしょう。

 

Harvard大学にたくさんある図書館の中でも比較的新しいWidner図書館。内部には彫刻が無数に施されており、美術館のようです。しかし24時間は開館していないので山口大学医学図書館の方が私は好きです。

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スタジアムだってあります

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これ。わかりますか?ホワイトハウス?いえ、これがMedical schoolです。

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Bostonは非常にアカデミックな街で、周辺も併せると200を超える大学があるそうです(#゚Д゚)

こちらはご近所さんのMIT。IMG_3847

日本語ではマサチューセッツ工科大です。あの利根川先生がいらっしゃる。

 

 

こちらが自分の所属するSchool of Public Health(公衆衛生大学院)の建物です。

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日本ではあまり馴染みがない領域ですが、社会疫学、社会医学、公衆衛生学などの学域で、健康の決定要因の研究や健康政策について研究を行う機関です。大学 院であり、多くの医師・医療関係者が学生として学び、MPH.(Master of Public Health)や、Ph.Dの学位取得を目指しています。名前の後ろに“MD. MPH. Ph.D”と付いている医師の名刺をこちらではよく目にします。

 

地元の方とも交流しました。

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毎週水曜日は日本に馴染みがある方たちと飲みニケーションしています。IMG_3980

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回は研究のお話など載せていきます!