ボストンより – 星澤 早紀

2015
12.08

私のボストン滞在期間も残り一ヶ月を切りました。

私は下の原野さんと同じ、ジョスリン糖尿病センターのパティラボに来ています。研究室は同じですが、部屋が違うので雰囲気は何となく違います。

私はすごく大きい枠組みでいうと、妊娠後期の母体栄養とそれが胎児に及ぼす影響についての研究を手伝わせて頂いています。(逆に父親の栄養状態が子孫に及ぼす影響についてもやっていましたが、おそらくこれはマウス作っておしまいになってしまうので修学論文は上のテーマで書こうとしています。)

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↑シンポジウムでのパティ先生のプレゼンでデータを使ってもらえました!!で、謝辞に名前が・・・

もともとこれがやりたいとパティ先生に直談判してこのテーマをやらせて頂いているのもあって、実験に論文検索にシンポジウム参加(パティ先生がマイクロバイオームやエピジェネティクスの面白そうな会合があると参加させて下さり、大変ありがたい限りです)に、と日々忙しいですがとても充実し楽しい毎日を過ごしています。しかしこの期に及んで、私、ボストンから一歩も出ていないことに気づきました!!!近いのにニューヨークすら行ってない!

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↑ついてるポスドク(左)の家でラボ帰りに宅飲み!笑 仲良しです^^

しかしボストン内では頻繁に様々なイベントがあり、それには積極的に参加しているため、様々な大学の学生と仲良くなることはできます。意外と日本人学生も多く、様々な経験談や考え方が聞けて大変視野が広がりました。こっちの学生は自分のやりたいこと、やってみたいことがある人が多く、語り合えてとても楽しかったです。

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↑ボストンの正規日本人、、、じゃない人もいますが、学生たちと仲良くなりました!

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↑日本だと大行列のマックスブレナーで女子会!笑

私は夜間やっている教会の英語クラスにも週に一回参加しているのですが、そこはかなり多国籍で、というか日本人はほぼおらず、世界各国の考え方を知ることができました。教会でやっているものの、イスラム教徒だったり、仏教徒だったり、ヒンズー教….の人には会ったことないですが、様々な宗教、バックグラウンドの人が集まります。サンクスギビングの時は、オーガナイザーをして下さっている牧師?さまとその奥様がターキーやパンプキンパイなど伝統的なアメリカのサンクスギビング料理を作ってもってきて下さり、とても勉強になりました。

(全てのお店が閉まると噂のサンクスギビングどうしよう、と心配していたのですが、サンクスギビングの週、仲良くなったご家族がサンクスギビングディナーに呼んで下さったり、別のところであったサンクスギビング勉強会?にこちらで友達になった人が誘って下さったりしたため、私の心配をよそに結果的にずーーーーーーっとターキーを食べ続けることに・・・割と好きでしたが流石に飽きる・・・)

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↑呼んで下さったご家族と。こちらでPIをされている日本人の方達です!

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↑ターキー解体中

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ボランティアにもちょくちょく参加しました。浴衣の着付けだったり、糖尿病の子どもたちのハロウィン(普通にお菓子を貰って歩けないので)のお手伝いだったり。

ああ、最後に、私が書いておくべきことがありました。恐らく多くの人はホームステイを選択していると思うのですが、私はハウスシェアをしています。7,8月は日本人率も低く、あまりにも生活時間帯が違ったため(実験の都合上私は超朝型、、、、)バラバラに生活している感が強かったのですが、9月になり私を含め日本人が3人とタイ人の男の子の4人となり、キッチンで飲んだり色々シェアしたりお化けハウス作ったりと中々楽しいです(笑) 皆24-26歳で同年代であり、アジア圏のためかそんなに習慣も違わない(使ったら綺麗に片付ける、何かあったら相談する、思いやりあう、など)からか上手くやっていっています。日本の友達や家族と離れて寂しくない?と聞かれることが多かったのですが、お陰さまで全く全然そんなこと感じたことありませんでした(笑)

もし将来的な意味でも今後アメリカに来たいと思っている人は、家賃の高い所ではハウスシェアがスタンダードなので、一度体験してみるのもありかな〜と私は思います。

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↑お菓子の家作製中、、、、私は手が汚れるのイヤだったのでカメラ係!

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↑ベトナム人の友達と、ハウスメイトと、パンプキンカービングに行ったりとか

では!

ボストンより – 原野 理沙

2015
12.02

こんにちは。
ボストンのJoslin Diabetes Centerに留学しています原野です。

帰り道

ラボ近くの紅葉

留学生活も残り一ヶ月を切ってしまいました。研究漬けの毎日でしたが、本当に来て良かったと思います。
留学前に想像していたように、実験や周囲の人々との関わりなどを経て学ぶことがたくさんありました。
ただ、想像していたより実験はうまくいかなかったりコミュニケーションで苦労したりと、自分が不甲斐ないと思うことは山ほどありました。
そして、その分想像より素晴らしい経験をしたと感じています。正直、たくさんの出会いがあったわけでもないし目覚ましい研究成果を出せたわけでもありませんが、自分が、今、ここに来たからこそ、得られた経験や学んだものがあるという確信を持って帰ることができそうです。

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平日は朝9時から夜7時半くらいまで研究しています。マウスや細胞は休みをくれないので、週末も1〜2時間ラボに来ています。
頭が回らなかったり不器用だったりして、時間もお金も無駄にしてしまうことがしょっちゅうですが、学生は失敗してなんぼだ、めげずに頑張れというPIにすがりつつ、ポスドクや博士課程の学生、technicianの若者たちの中で実験に励んでいます。

また、毎週火曜・木曜・金曜にはJoslin内外の研究者によるセミナーをピザやベーグルを頬張りながら聞いています。
ノーベル賞受賞者や、Joslinという第一線で活躍する研究者のプレゼンテーションを聞くというのは本当に貴重な機会だと思います。

Joslinのセミナーでもこんないけてるピザが出たらうれしい

Joslinのセミナーでもこんないけてるピザが出たらうれしい

ボストンはアメリカでも珍しく公共交通機関が発達した街なのでとても助かっています。
HarvardやMITなど大学がたくさんあるので街にはどことなくアカデミックな雰囲気があります。

フランク・ゲーリー設計のMIT

フランク・ゲーリー設計のMIT

休日には、スポーツ観戦やライブ、買い物に行くことが多いです。

Red Sox Win!めずらしー

Red Sox Win at Fenway Park!めずらしー

 

また、毎週木曜日の夕方には、ボストン美術館(Museum of Fine Arts)が無料で開放されます。
モネ、ルノワール、ゴッホといった印象派の名作が揃うほか、日本をはじめとするアジア美術のエリアには浮世絵や仏像の所蔵も充実しています。
ほかにもマニアックな所蔵品もたくさんあります。Textiles and Fashion ArtsのDior 2007SSのクチュールドレスとか。
とても一度では回りきれないくらい広いですが、半年間の留学期間を活用して通っています。

Museum of Fine Artsへはラボから歩けます

Museum of Fine Artsへはラボから歩けますもう一つの美術館Institute of Contemporary Art 夏にはBerklee音大の学生が毎週ライブをしてましたもう一つの美術館Institute of Contemporary Art夏にはBerklee音大の学生が毎週ライブをしてました

実際毎日何をして素晴らしい経験になったかといっても、言葉にすると本当に普通のことばかりですね。
是非、留学して体感してほしいと思います。

ではでは。原野でした。

真ん中はボストンのランドマークPrudential Center

真ん中はボストンのランドマークPrudential Center

 

ミシガンより – 小森 宏太郎

2015
12.02

こんにちわ!アメリカのデトロイト州ミシガン大学に留学中の小森です。

帰国まで残り10日を切りました。今の心境をブログに投稿します。

とにかく少しでもお世話になった研究室に貢献するために、実験実験のラストスパートで、必死にやっておりますが、なかなか満足した結果がでません。最後までなんとか粘りたいです。

他の研究者の人も、「がんばれがんばれ」って言ってくれます。

研究室生活はというと、非常に楽しく、毎日行くのが楽しみなくらいで、明るく笑いが耐えない雰囲気です。

フラスコのことを英語の発音ではフラスクというらしいのですが、つい間違ってフラスコといったらみんな顔を隠して必死に笑いを堪えていました。笑いのポイントがよくわかりません。
が、これを逆手にとって、こっちから、英語が下手なりにもどんどん話しかけると、新鮮なのかなんでも笑ってくれるので、こちらとしては非常に馴染みやすいです。

研究室の写真を何枚かアップします。

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頑張って実験している風に見せてる写真(自分)

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陽気なインド人研究者。いつもインディアンソングを歌っています。

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いつもニヤニヤしてるスウェーデン系スリランカ人研究者

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日々の談笑風景

他にもたくさんのメンバーがいて、母国がアメリカ、カナダ、インド、スリランカ、中国、韓国、日本(自分)など非常に国際色豊かで、多くの文化の違いを学んでます。ネイティブな英語が飛び交っており、何を言っているのかもはや意味が分かりませんが、非常に楽しいです。

 

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つい先日は、大雪が降って交通止めの日もありました。徒歩で大学まで一時間はかかります。

 

このような研究生活で毎日暮らしています。の故知1週間ちょっとと考えると寂しいです。

 

夜は毎日どこかで学部生のパーティ(ただの飲み会)やら、サークルやら色々やってます。
参加したい人は誰でもと言う感じで、いつも何十人レベルの規模であることが多いです。

興味があれば行ってみてもいいかもしれません。

しかし、一般的に平日は勉強、週末は飲み会という感じでメリハリをつけている大学生が多いように感じます。アメリカの学生はハードに勉強するというのは本当でした。

最後に来年の人たちへのアドバイスですが、僕が通っている研究室の研究者は、実験で基本的なことは、当然学んできていると思っています。どこまでが基本的なことなのか、の境界線はわかりませんが、今のうちにできるだけオープンサイエンスに通って、実験テクニックを学んでおくとスムーズだと思います。

おまけの写真で、アメリカにきて、すべてが新鮮に感じ、少年の瞳をもつ

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平田くん(野球部)です。

 

ということで、残り10日間実験がんばります。

BOSTONより – 中野 考平

2015
10.19

こんにちは。
ボストンのHarvard School of Public Health に留学している中野です。

アメリカに渡って今日でちょうど3ヶ月です。あっという間に過ぎてしまいました。
思い返せば、着いてすぐに体調不良で1週間寝込んだり、郊外のスタジアムで終電がなくなりタクシー代に100ドル使ってしまったり、レンタカーのトランクに鍵を閉じ込めてしまったりなど大変なことも多かったのですが、慣れてしまえば海外での生活も何とかなるものです。

調子に乗ってオープンカーを借りました(笑)

調子に乗ってオープンカーを借りました(笑)

ただ、英語だけは何ともなりません。少なくとも僕の場合は。
生活していく上ではそれなりの英語力があれば何とかなるのですが、辻本くんのようにネイティブと友達になろうと思うと、日常英語が滞りなく話せるくらいの英語力が必要なのではないでしょうか。

おすすめなのが、図書館などで行なわれている無料の英会話教室です!英語力の向上になるのかはわからないですが(笑)、英語を母国語としない人が集まっているのでみんな話すスピードが遅く、こちらの拙い英語も一生懸命聞いてくれようとしてくれます。

僕は文章を書くのが苦手なので、ここからは写真中心でいきます。

ボストンは非常にスポーツが盛んです!

ハーバード大学 vs ブラウン大学

ハーバード大学 vs ブラウン大学

 

何人いるんだろう?

何人いるんだろう?

 

今期低迷のレッドソックス

今期低迷のレッドソックス

街には緑が多く、これからの時期は紅葉が楽しみです!
SMACあるあるですが、リス・うさぎ・七面鳥はよく見かけます。

かわいいリスですが、狂犬病に注意

かわいいリスですが、狂犬病に注意

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ハーバードには綺麗な建物がたくさんあります!

Harvard Medical Schoolの建物。入ったことはありません。

Harvard Medical Schoolの建物。入ったことはありません。

移動には5分に一本ほどの間隔で来るT(地下鉄)が便利です。
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食生活は完全にアメリカに染まってしまいました。1日1回はハンバーガーを食べてます。安くて美味しいので。
そこで、この記事の最後に、中野的ボストンハンバーガーランキングを発表しようと思います。

第1位
shake shack
shake shack の特徴は何と言っても柔らかくて香り豊かなバンズ。
アメリカらしいしっかり肉の味がするパティとの相性も抜群。
おすすめのサイドメニューはポテト!
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第2位
tasty burger
ここの看板メニュー the big tasty には新鮮野菜がたっぷり!
野菜のシャキシャキ感と溶けたチーズに包まれたパティが見事にマッチしています。
おすすめのサイドメニューはオニオンリング!
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第3位
lee’s burger
厚さ約2cmのパティが食欲をそそるが、上位2店と比べやや大味。
肉が食べたくなったら、ここがおすすめ。
おすすめのサイドメニューはポテト!
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以上、中野でした!

Baltimoreより(2) – 辻本健志

2015
09.03

こんにちは。

先の田村健蔵くんの投稿で、自己顕示欲の強いと言われた辻本です。抑えきれなくなってきたので、投稿させていただきます。

 

アメリカに到着して約1か月半が過ぎました。もう9月ですね。皆さんは新学期ですが、こちらは新年度なんです。新入生歓迎行事や、新入生の授業への潜入を画策中です。

僕の通っているUniversity of Maryland BaltimoreはBaltimoreのど真ん中に位置し、一番栄えているところへも歩いて10分ほどで行けるという好立地です。

University of Marylandは、我らが山口大学と同様、キャンパスが3つに分かれています。

アメリカで医師になるには、まず日本で言うところの理学部などを4年で卒業し、そのあと、Medical Schoolという大学院のようなものを4年で卒業しないといけません。驚くべきはその費用! 僕の行っている大学は全米で初めての公立Medical Schoolと謳っていますが、4年間で日本の私立大学医学部程の費用を要します。もちろん、私立のMedical Schoolとなるとさらに高くなります。

多くの学生は、自分でローンを組み、卒業後に学費を返済するようで、、、大変やなぁ。

 

ちょっと脱線しましたが、このキャンパスにはSchool of Medicineのほか、School of LawやSchool of Nursingなどがあります。どれも一度ほかの大学を卒業してから入る大学院のようなもの。つまり、このキャンパスの学生はみんな僕よりちょっと年上になります。

 

平日は大体5、6時までラボにおり、(途中ジムに行ったり、コーヒーブレイクを取ったりしていますが笑)、Baltimoreは治安があまり良くないため暗くなる前に郊外の家に帰宅することが多いです。帰宅してからは、論文を読んだり、調べ物をしたり、映画見放題のサービス(最近日本に導入されたNetflixです)で映画を見たり、猫と遊んだりしています。

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大学のジム。でかい。空間も、人も。横に。

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近くのCafeでBreak

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

物価が、高いです。もし、1ドル100円としても、食べ物などは日本の2割増くらいでしょうか。しかし、今は1ドル120円を超えているので、結構厳しい状況です。意外と体重は減っていきます。

 

食費にあまりお金をかけすぎないようにしている分、週末は出費、出費、出費。旅行、外出、買い物、レンタカー。

当方、クルマが大好きなので、ついクルマにお金をかけてしまいます。

アメリカではカーシェアリングのサービス・インフラが大変整っています。 初めて借りたクルマ、キャディラックATS

アメリカではカーシェアリングのサービス・インフラが大変整っています。
初めて借りたクルマ、キャディラックATS

 

もうすでにワシントンD.C.とニューヨークに2回、フィラデルフィアやアナポリスなどにも行きました。

 

できるだけホステルに宿泊し、そこでいろんな国から来たバックパッカーと仲良くなっています。今までのところ100%の確率で医学生に遭遇しています。

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NYCで出会った若者たち

今週末はもともと3連休なのですが、2日オフをいただいたので、南国はフロリダ、マイアミ・キーウェスト、そしてバハマに行ってオープンカーで散策してまいります。悪しからず。

 

最後に英語に関してですが、人の話を注意深く聞いたり、映画を字幕なしで見たりしているためリスニングは伸びたかなと思います。しかし、スピーキングに関しては、相当努力をしていかないとペラペラにはなれないなということを実感しています。学校で習ったような固い英語を話すならまだしも、もう少し口語的な英語を話そうとすると難しい。使えそうなフレーズをリストアップし、今日はこれを使ってみよう、といった感じで頑張っています。

ですが、こちらに来て今まで学んだことの多くは、すでに知っている英単語やフレーズの「正しい使い方」です。これだけでもだいぶスムースな会話ができるようになるのではと思います。

スイス ジュネーブ – 田村 健蔵

2015
08.27

スイスよりこんにちは

机に向かって論文ばかりだと疲れるのでブログ書いてみました。

ジュネーブ大学に通ってる田村健蔵です。

時差があるため日本の友達ともそんなに連絡取れずまだヨーロッパの学生は活動を開始していないので自由時間は暇すぎます。

自己顕示欲のかなり強いつじけんと心さみしいヨーロッパ組だけが投稿しているのもわかる気がします。

アメリカ勢(特に中野くん)は相当楽しんでいることは便りがないことからひしひし伝わってきます。

まずこちらの研究についてですが久しぶりにこんなに勉強して肩が凝ります。

いろいろ重なって来週から本格的に実験手技は開始なのでまだ今は毎日毎日与えられた論文を読んだり書類手続きを済ませたりといった感じです。

しかしだからといって忙しくもなく雑談したりみんなでおもしろい動画を見たりしながら活動しています。

朝8時半から5時20分までそんな感じで過ごしています。

生活についてですが生活費全世界No1のスイスそして食費全世界No1のジュネーブなのでとにかく金がないということが言えます。

普通に「やべー金ねーわー」じゃ済まされないくらい高いのでとにかく節約節約を意識して過ごしています。中野くんくらい金持ちな人しかスイスで満足して生活できないと思います。

僕はまあ正直英語の勉強を受験時から全くやっていないのですがここに住んでる人たちはフランス語を基本的にしゃべってるので英語は第二、三言語なのですごく聞きやすいしこっちが言ったことも「ごめん、なんて言った?」って感じで聞き返してくるので非常に暮らしやすいです。

遊びに行ったりも積極的に誘ってくれるのでいろいろ楽しい思いをしています。

遊びに行った先でもみんなゆっくりとした英語を話すので非常にコミュニケーションがとりやすいです。また向こうの人同士が英語で会話しているときも聞き取るのはそんなに難しくないです。

ただたまにフランス語っぽい英語をしゃべられると何その単語?ってなります。あとフランス語で話し始めると本当にわけわかりません。

まだボンジュールとメルシーしか話せません。

今は日が落ちるのが8時45分くらいなので9時くらいまで夕方くらい明るいため夕方に病院から帰っていろんなところに散歩しています。

まだ来て一週間しかたってないので市内観光しかしていませんがこれからもっといろんなところに行きたいと思っています。

めんどくさいので写真は載せません(笑)

気が向けばこれからも更新したいと思います。

 

Londonより① – 田村萌

2015
08.26

こんにちは、イギリスはロンドンに留学中の田村です。

渡英から1か月余りが過ぎたところで、ロンドンでの生活をご紹介しようと思います。

 

実はロンドン、マルチカルチャーな街であることをご存知でしょうか。田舎の方に行けばそんなこともないのですが、ロンドンにはヨーロッパ・アフリカ・中東各国から、さらには南アメリカ大陸からも、大勢の人が学校や仕事のために来ています。

現在サマーホリデー中ということもあり、イギリス人を見つけるのは困難なほどで、実際私のラボでも生粋のイギリス人は1人だけです。笑

文化が融合していて自由な雰囲気がありながらも、そこここにイギリス人の誇りが宿っているような空気で、とても素敵な街だと感じます。

University College London

UCLの本キャンパス。
私のいる眼科学研究所はまた別の場所にあります 笑

ロンドンについてから1か月、何をしていたのかというと、研究活動はもちろんのこと、現在お世話になっているロンドン大学の大沼教授が主催しておられた日英の高校生たちの交流イベント、”Japan young challenge”にすこしだけ参加させていただきました。

山口・萩からも高校生が参加していて、長州5から続く流れを感じるとともに、参加していたすべての高校生たちの様子に未来を感じることができ、とても貴重な体験をさせていただいたと思います。

Cambridge

Japan young challengeで行った
Cambridge Universityの図書館!

こんなにスケールの大きいことをたくさん手がけていらっしゃる大沼先生のラボは、とっても雰囲気のよいところです。

ラボメイトはみんな親切で明るく、丁寧に実験を教えてくれて、なにより人を褒めるのが上手です(=゚ω゚)ノ笑

頼りになる先生方も多くいらっしゃって、とても心強い環境です。

毎日ラボに向かうのが楽しみで仕方ありません。まだ始めて間もないですが、実験や研究の面白さがわかってきたように思います。

まだまだ未熟で沢山迷惑をかけている段階ですが、素敵な教授や素敵なラボメイトたちに少しでも何か返していけるよう、残りの期間も頑張ります!

 

閑話休題。

私は渡英するまで家が決まっていなかったのですが、着いてから2週間ほどで無事落ち着くことができました。

little venice

家から歩いて1分、little venice
ヴェネチアとは全然違いますが… 笑

リージェンツ運河の途中に位置するlittle veniceという場所の近くの閑静な住宅街で、天気がいい日にはきれいな景色を見ることができます。

少し歩けばハイドパークにも行くことができ、この時期にはほとんど裸で日光浴をしている人も見かけます。それだけ冬の日が短いんでしょうね。

ロンドンには緑が驚くほど多く、すがすがしい気分にしてくれます。

Hide Park

Hide Parkのリス!人慣れしています。

 

ハイドパークにはなんとリスも出ましたよ!ほかの公園に行けばシカやウサギ、キツネも見られるそうですが、ウサギにキツネはともかくシカは奈良の実家を思い出してホームシックになりそうなので、まだ行けていません。笑

家はシェアフラット(イギリスではルームシェアではなくフラットシェアといいます)で大家さんと同居、キッチンもシェアですが、まあまあ自炊もしています。

イギリスといえばご飯がマズイで有名ですが、ここ1か月の感じで言うと…

正直下手なスーパーのお惣菜は確かにおいしくないです。ふらっと入ってみたレストランも然りです。

ただ、素材は美味しいので、自炊すると満足いくものを食べることができます。レストランもしっかりリサーチすればむしろとてもおいしいものを食べることができ、なによりマルチカルチャーなだけあってレストランの種類が豊富です。

スコーン

噂のクロテッドクリームとスコーン。スコーンは外れがありません。

イタリアン、フレンチ、中華、インド料理、トルコ料理、スペイン料理、ベトナム料理などなど多岐にわたり、中華などは(中国以外の)世界一おいしいといわれるほどです。

ただしお菓子はともかくイギリス料理に期待してはいけません。笑

先ほどイギリス英語とアメリカ英語の単語の違いをひとつご紹介しましたが、よく知られているように、

うっかりsoccer ballと言ってはfoot ballでしょ!と叱られ、take a shower と言ってはno take, say ”have!”と怒られてしまいます。cityやwaterの発音も、シリー・ワーラーと読んでしまって、tをはっきり発音するようにと言われます。これは私の発音が悪いだけかもしれませんが。笑 イギリス人はこの違いに関してとってもシビアです。

研究に打ち込みつつもユニークで親切なイギリスを楽しんで、またブログを更新していきますね。

Baltimoreより(1) – 辻本健志

2015
07.21

こんにちは。

ただいま、アメリカに入国してから約30時間が経過したところです。

まだまだ全然慣れているわけではありませんが、ファーストインプレッションをお届けしたいと思います!!!

 

やはり第一印象は、

  1. 「大きい」
  2. 「広い」
  3. 「おおざっぱ」

入国審査のときも、係りの人は隣の係りの人と世間話をしながら審査していました。

現地の店員さんなどとやりとりをするとき、基本的に彼らは笑顔を見せないので、多少ならず威圧感はありますが、とても親切にしてくれます。

「How are you?」はよく聞かれます。基本的に「Fine」とか「Good」とか言っとけばいいんですが、「And you?」は無いそうです。

 

英語はカタコトですが、英語のいいところも見つけました。それは、基本的に英語には敬語が無いのでいい意味で目上の人ともフランクに話ができるなと感じたことです。5ヶ月の滞在期間の中で自分がどれだけ英語で成長できるか楽しみです。

 

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初日に行ったスーパー

昨日はワシントン・ダレス国際空港に到着後、まっすぐにホストファミリーのお家に向かい、その後日用品などの買い物に出かけました。普通のスーパーですが、コストコみたいです。

日本時間の朝5時から起きていたので、飛行機でちょっと寝たのを除くと起きていた時間は

30時間!!!

くったくたでした。。。

 

今日は、ボルチモアのダウンタウンにある大学のラボに少しお邪魔して、IDを作ったり病院の巨大なカフェテリアでランチをしたりした後、独り、ボルチモアの観光に出かけました。

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Inner Harbor

 

 

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Inner Harbor

 

ボルチモアは古い港町で、ハーバーにはたくさんの観光客が訪れます。一眼レフを持っていたにもかかわらず、怖くて取り出せなかったので写真はiPhoneで、、、

アメリカに慣れたら、一眼レフで綺麗な写真をUPしていきたいと思います。

 

一通り見て回った後には行った店は、Equitable Bankの中のStarbucks Coffee。

おなかとはだが弱めの僕にはまだ安定しか求められません。

ちなみに、味やサービスは日本とそこまで違わなかったように思います。

そして、大学に戻って今はいわゆる「医学部図書館」でこのブログを書いています。

図書館の規模もまた驚きです。以前行った東大の図書館よりも大きいです。

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Health Science and Human Service Library

 

案外、不安なことは無いです。

なんとかなります。します。

これから本格的にラボでの活動も始まりますし、今週末にはワシントンに、来週末は ニューヨークに観光に行ければと思っています。

適度な頻度でブログをUPしていきたいと思っています。

University of Maryland Medical Center

 

p.s.(マニアックな情報)

ボルチモアで聴く音楽の約6割はHiphop。こんなにHiphop優勢な街は初めてで少し興奮しています。

また、クルマについてですけど、日本車の割合は約4~5割でしょうか。(ホンダ>トヨタ>日産>マツダ=スバル)

3割がアメリカ車、1割は韓国車、1割がユーロ車という感じです。いらない情報をすみません。

Bostonより – 木村 剛

2014
12.10

みなさん、こんにちは。

 

ボストンのHSPHに留学中の木村です。

こっちに来てあっという間に3か月が過ぎました。

 

9月の初めは半袖で大丈夫でしたが、今ではダウンジャケットでは物足りないほど寒い日が続いています。

 

研究やボストン事情は同じラボの小林さんが完璧な説明をしてくれているので、僕はゆるく更新します。

 

先週の木曜日はThanksgiving dayというアメリカの祝日でした。

この日はターキーを食べることで有名。という事でアメリカ人のお宅にお邪魔して、手料理をいただいてきました。

 

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どーん!!!

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そして完成品。見た目もGOOD!!

ターキーのうまみとクランベリーソースが絶妙に絡み合って言う事なしのおいしさでした!!!

 

アメリカと言えばファーストフードのイメージがありますが、ボストンには日本食のお店がかなりあります。寿司はアメリカでも人気ですし、日本食が恋しくなればいつでもおいしい日本食が食べられます。僕はアメリカ3日目にして日本食を食べてしまいました(笑)

 

ちなみに僕が住んでいるのは研究室まで徒歩と電車で30分ほど、ボストンの繁華街まで50分ほどの場所にあるのですが、道を歩いているとリスはもちろん、野生のターキーだって現れます。

 

証拠写真がこちら。

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でかいニワトリですね。近づいても怖がることなく逆に向かってくるのでこっちが怖かったです。

 

アメリカでの生活も残りわずかですが、生活は快適そのもので、日本に帰った時にしっかり順応できるかどうか心配です。

 

研究も忘れてはいません(笑)しっかりまとめて日本に帰国したいと思います。

ではみなさんごきげんよう。

Harvard school of Public Health, Boston より – 小林 諭史

2014
12.05

ハーバード大学公衆衛生大学院; Harvard school of Public Healthに留学しています小林諭史です。ボストンでの生活も残すところわずかとなりました。

11月までは紅葉が綺麗な所も多く気持ちのいい季節でしたが、明日の天気予報では-7度とのことで、ついに冬を迎えたのかと実感したところです。

 

この留学の一番の成果を挙げるならば、優秀で魅力的な人にたくさん出会えたことです。留学してからたくさんの人に出会うために、積極的に活動してきました。

 

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 Tafts fletcher school にて

 

こちらでSNSや名刺交換をした人は200人近くになりました。日本にいては出会うことはなかった、様々な領域のたくさんの方と出会い、刺激を受けました。

人とのつながりがこんなにも素晴らしいものなのかと本当に実感しています。

 

アメリカで出会った医師の先生方も、経歴が様々で、これからのキャリアプランの参考になりました。

他にも医学以外の研究者、ビジネススクールやロースクールの大学院生、世界中をフィールドに問題にプロジェクトに取り組んでいる方、すでに起業されている方や弁護士として活躍されている方もいて、そういった人たちの考え方に触れ、また自分の考えを発信していく中で自分がどんどん変化していることを実感しました。

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 ボストン大学医科大学院(医学部)の学生と

 

私の所属するラボは社会疫学という研究をしています。社会的な要因が健康や寿命にどう影響するかを研究する部門です。

以下は社会疫学で有名な論文の図で、ハーバードの教授が書いたものです。

(実際に会ってお話しました)

Fig

 出典:Berkman et al. Emotional Support and Survival after Myocardial Infarction.
    Ann Intern Med. 1992;117(12)

このグラフが示しているのは心の支えとなる人の存在の有無によって、心筋梗塞の発病6か月後の死亡率が約2~3倍異なるという結果です。人とのつながりが寿命さえも決定すると言ったらにわかに信じがたいかもしれませんが、こうした課題も人の健康を守るため、公衆衛生学においては重要な研究になってきます。

私の研究は調査によって得られたデータについて、統計学を駆使して解析し、健康を決める社会的要因を調べています。

日本では公衆衛生学は医学部の講座の一つとしてあるのが一般的で、あまり有名ではない学問分野かもしれません。しかしここアメリカでは非常に研究が盛んで、ハーバード公衆衛生大学院は医学部から独立して多くの医師や医療関係者、政策に関わる公務員などの方が公衆衛生大学院で学んでいます。

日本からも多くの医系技官(医師免許を持った厚生労働省の職員)がこれまで留学されています。医師として臨床だけでなく、研究や行政、政策立案に至るまでPublic Healthのマインドを生かした活躍をされています。

 

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                ラボのあるLandmark Center

 

自分は将来自殺対策に携わる医師を目指しています。

公衆衛生学を駆使して、社会の病理を明らかにし、治療していく。

ここアメリカでしっかりと勉強して、多くの人と出会い、刺激を受け、成長したいと考えています。